双六マップ制作その2

寒くなってきましたね、2017年も残り10日!?

おそろしや…。


さて、前回、双六(すごろく)のマップデザインの方向性が決まったところまで書きました。

今日はその続きを。


「偉人大戦双六」は、プレイヤーは全部で4人。

ちなみに、石川五右衛門、鼠小僧、稲葉小僧、日本左衛門です。

最初カードで作る予定だったこのプレイヤー4人を、双六ボードに配置しちゃっていいじゃないか?という案が出ました。確かに。

あと、ボードには双六の進め方、マス目の効果(罠)の説明など書いておいた方がいいだろうということになりました。なるほどです。

あれも、これも、デザインに追加で!となってきたので、当初A4サイズ考えていたのですが、収まりきらなくなってきたので、結局A3サイズに変更しました。

その頃のラフが残ってたので、こちらです~。

ラフ状態でも何回かテストプレイを繰り返していましたが、クリアにとっても時間がかかってしまっていました。。。

子供と気軽に遊べるゲームにしたかったのに、1時間も2時間もかかっているようでは本末転倒(;゚Д゚)

で、プレイ時間が長くなる原因の一つが、上階へ上がるためにサイコロ振って指定の出目が出ないとイケナイ…ってのが運ゲーすぎて厳しいんじゃないか!?という結論に至ります。

上階に行くためには、宝玉を集めるかカギが必要なのですが、それを集めた上にさらにサイコロ振って出目が合わなくちゃ行けないってのは確かに厳しい気がします。出目が出なければずっと1階をグルグル回るだけw

というわけで、その制度は無くして作り直しました~。


デザイン面では、もっと城感を出すために、石垣や城壁をデザインしてみました!

石垣あるとかなり城っぽくなりました!

さらに最終案では、天守閣にボスも待ち構えております。

これは、双六の進行具合だけで勝敗が決まらないように、と考えた仕様です。

一番で天守閣に辿りついても、ボスに勝てなければ、また3階に戻されてしまうのです…。

その隙に2番手、3番手の人が逆転することも十分可能なように出来ています(^.^)


そして、完成版がこちら!!!

じゃじゃーーーん!!!

想像以上の出来栄えでした!!!

ボードゲームを作られてる方々なら、この仕様を見てお気づきかと思いますがw、印刷は萬印堂さんにお願いしました!

今回、初めてアナログゲームを作るにあたって、ゲーム業界に携わっておられる知り合いの方々に色々聞きまくったのですが、皆さんアナログゲーム、ボードゲームの制作と言えば萬印堂さんだと仰っていたので、ご依頼することにしました。

※イベント前など忙しい時期は〆切が早かったりするので、入稿時期にはご注意です。

A3サイズですが、折りたたむとA5サイズになります。

コンパクトですー。

しかも、普通の厚紙なのかな~と思ってたら、想像以上にボード!

かなりしっかりした厚紙です。板です。


ぶっちゃけボードが一番どうしようか悩んでいたので、いいものが出来て良かったです(^^)

しかし、その分、コストがかなりかかってしまいました…。

これは今回の反省点です。

ホントに……(;´Д`)


双六マップ制作編、ひとまず終わり!

次回からは、プレイヤーキャラクターの話でも書こうかな?(^ω^)


偉人大戦双六はAmazonでも購入できます。

チェックよろしくお願いいたしますm(__)m

イラストレーター・タバタサトコの制作日誌

タバタサトコと申します。埼玉県(北の方、ほぼ群馬)に住んでいて、イラストレーターの仕事をしています。アナログゲームを作ったり、イベントに出て販売したりしています。最近では謎解きイベントの制作にも携わっています。 それらの制作過程や秘話?などを書いていきたいと思います。